生活保護と借金返済

日本国憲法第25条には国民の生存権についての記載があり、これを元にしたのが「生活保護」の制度です。
生活に困っているすべての国民に対して、その度合いに応じて必要な保護と最低限度の生活を保障して自立を助長することを行政が主導で行う制度です。
食費や光熱費などの生活費や居住費、医療費などの保護を受けることができます。

この生活保護を受給している間は、借金を行うことができません。
生活保護費は最低限の生活を保障する意味で支給されているものですので、借金の返済に充てることは禁止されているのです。
万が一生活保護を受給していることを隠して借金をしたとなると、貸金業者から訴えられることもあります。
返すことを考えずに借金をしたとして詐欺とみなされることもありますので絶対にいけません。

また生活保護受給中に借金を行うと、生活保護費の支給がストップすることもあります。
行政側は常に生活保護者の資産状況などを調査しており、不正受給とみなされると受け取っていた生活保護費が受け取れなくなることもありますので注意が必要です。

借金を抱えた状況で生活保護を受けることも原則できません。
受給を相談した場合には、自己破産などの債務整理を進められるでしょう。
生活保護を考えている方は、まず弁護士事務所などに相談するようにしましょう。

生活保護費は国民の税金から支払われています。
決して不当に受け取ることのないようにしましょう。